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「平成の滑稽俳句」出版のお知らせ
滑稽俳句集

滑稽俳句の教科書

滑稽俳句協会創立十年の結実

滑稽俳句協会設立の平成20年から平成31年4月まで、平成時代の会報の特選・秀逸句と寸評、年間賞、滑稽俳句大賞受賞作品を収録 

定価3,000円(税・送料別)
B5(182×257mm)サイズ
2817句収録 300頁

お問合せ・注文/滑稽俳句協会
〒791-2103 
愛媛県伊予郡砥部町高尾田1173-4
電話090-8287-1390
メールkokkei@kokkeihaikukyoukai.net

[収録作品の一例]   
杖突いて杖つくさくら訪ねけり 
海水浴子の目じるしの母の尻
天に何言ひつけに行く揚雲雀
好きといふかはりに強くこぐ鞦韆
ペンギンは「ふ」の字のかたち日脚伸ぶ
冬耕や乾燥肌の地球掻く
富士山を踏み固めるかや山開き
猛暑日や金魚の赤く茹で上がる
ご祝儀を甘噛みしてる獅子頭
四月馬鹿なによりうまい親の脛
真夜中の突貫工事霜柱


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飛田正勝
金澤 健
日根野聖子
小林英昭
久我正明
堀川明子
西をさむ
伊藤浩睦
下嶋四万歩
青木輝子
八塚一靑

 

一円か五円か迷う神の留守         鈴鹿洋子
俳句は正直を書いてこそ共感を得ることができる。しからば、「賽銭に万札もある神迎え」。神様の呟きは、「やはり留守にしちゃあダメだな」。

通院の日に二重丸初暦           西をさむ
定年となり家にいると曜日の感覚も忘れがち。こういう工夫は必要だね。えっ、通院はしたが薬を飲み忘れた。「薬飲み終へて暦に赤い丸」。