2018/11/27更新 | ご利用にあたって |
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第十一回 滑稽俳句大賞 募集要項 
◆応募方法/ 作品は、十句一組で審査します。何組でも応募可。
  メールか封書でご応募ください。
  作品十句、氏名(ふりがな)、〒、住所、電話番号、年齢を明記。
  封書の場合、A4サイズの紙を使用。横使い縦書き。
◆ 賞 / 大賞:五万円。次点:一万円。
*未発表の作品に限ります。
◆募集期間 / 平成30年11月1日~平成31年1月31日 消印有効
◆投句料/ 一組、二千円。 郵便振込 01600-3-130892 滑稽俳句協会
◆発  表 / 4月下旬、入賞者および会報、ホームページ
◆応募先 / 〒791-2103  愛媛県伊予郡砥部町高尾田1173-4   
  滑稽俳句協会 大賞募集係
  メールアドレス  kokkei@kokkeihaikukyoukai.net
  * 応募作品の著作権は主催者に帰属。
◆審査員/ 秋尾敏、池田澄子、上谷昌憲、河村正浩、小西昭夫、、
  小町圭、蟇目良雨、冨士眞奈美、八木健

今月の特選句

満月を舐め終えたらし屋根の猫

森岡香代子

月と屋根と猫は、絵になる風景の三点セットである。読者の想像力をかきたてるシチュエイションがいいし、なんといっても詩があるね。

群れ蜻蛉群れては何も残るまい

井口夏子

どこにも、群れたがる奴と孤高を保ち続ける奴がいる。作者はきっと後者のタイプに違いない。残そうとしているのは金品か、それとも俳句集か。

尺蠖に我が身の丈を測られる

相原共良

尺蠖虫ほど、自分の身の丈を知っている生き物はいないだろうね。世の中には身の程を知らない輩がいっぱい。尺蠖にきちんと測ってもらうといい。

夏痩やドリンク剤を一気飲み

山本 賜

夏痩せしてラッキー、などと言うのは若い人の台詞。ダイエットも同じ。「ダイエットして凹凸を失へり」で、何でも痩せればいいというもんじゃない。

表面に栗を盛り付け栗ご飯

堀川明子

伝統的な正しい栗飯の盛りつけ方である。栗は表面だけという「あげ底」式。これは作る側、食べる側の暗黙の了解で、互いの思いやりの上に成立。

名月を欲しがることのしかりかな

山下正純

「しかりかな」がうまい。一茶の「名月を取つてくれろと泣く子かな」など、名月を詠んだ名句は多いが、 名月の見事さを「しかり」でしっかり表現。


 今月の秀逸句  七七をつけてみました

 終活のいよいよ忙し秋の蝉   赤瀬川至安
   ・・・一週間ですべて終えねば
 
 颱風の目尻に小皺見つけたり 小川飩太
   ・・・見逃してやれカラスの足跡
 
 さよならの押し出し死球秋惜しむ 八洲忙閑
   ・・・惜しむは秋でなくて失投
 
 伸びすぎた眉毛に威厳敬老日 稲葉純子
   ・・・村山首相の眉だけ記憶
 
 「記憶にはございません」にうそ寒し 柳 紅生
   ・・・都合悪けりゃすぐに入院
 
 膝小僧濡らして逃げる大花野 桑田愛子
   ・・・彼と彼女かママと坊やか
 
 瓢箪の括れ恋しき日もありぬ 下嶋四万歩
   ・・・なんでもかでも女体に見えて
 
 秋日記はらりと母の本音落つ 太田史彩
   ・・・母の秘密をむさぼり読むか
 
 日本の裏表舐め秋台風 泉 宗鶴
   ・・・南の海に子分が控え
 
 留守の家何事もなく家守棲む 稲沢進一
   ・・・空き巣狙いを見ても見ぬふり
 
 芋の葉の破れ白露のとどまらず 佐野萬里子
   ・・・逃げ足早き白銀の玉
 
 畦道を華道となし彼岸花 吉川正紀子
   ・・・仕方ないから田んぼを歩く
 
 赤い羽根つけてテレビの議員さん 井野ひろみ
   ・・・善人らしく見せる作戦

第六回滑稽俳句協会報年間大賞決定!
 
東京都 八塚一靑
 

「真夜中の突貫工事霜柱」

愛媛県 堀川明子
 

「鼻の穴ばかり見せられ黄水仙」

長野県 横山喜三郎
 

「入試絵馬ぶつかり合うて春疾風」


  
 

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