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83回 八木健のCATV俳句

75回 川柳天国


   
 



第十一回 滑稽俳句大賞 募集要項 
◆応募方法/ 作品は、十句一組で審査します。何組でも応募可。
  メールか封書でご応募ください。
  作品十句、氏名(ふりがな)、〒、住所、電話番号、年齢を明記。
  封書の場合、A4サイズの紙を使用。横使い縦書き。
◆ 賞 / 大賞:五万円。次点:一万円。
*未発表の作品に限ります。
◆募集期間 / 平成30年11月1日~平成31年1月31日 消印有効
◆投句料/ 一組、二千円。 郵便振込 01600-3-130892 滑稽俳句協会
◆発  表 / 4月下旬、入賞者および会報、ホームページ
◆応募先 / 〒791-2103  愛媛県伊予郡砥部町高尾田1173-4   
  滑稽俳句協会 大賞募集係
  メールアドレス  kokkei@kokkeihaikukyoukai.net
  * 応募作品の著作権は主催者に帰属。
◆審査員/ 秋尾敏、池田澄子、上谷昌憲、河村正浩、小西昭夫、、
  小町圭、蟇目良雨、冨士眞奈美、八木健

今月の特選句

籠城にのみ勝算の花粉症

堀川明子

俳句は表現の独創性で輝く。この句では「籠城に勝算」である。つづめて言えば「花粉症にならない方法は外に出ないこと」を仰々しく表現。

冬の月触れればきつと冷たかろ

吉川正紀子

俳句は「童の心」で詠めば佳句となる。「冬の月の色が白く冴えている」という表現なら単なる写生だが、冷たいだろうと感じて詩となった。

公園の制空権をシャボン玉

柳 紅生

「公園の空いつぱいにしゃぼん玉」と写生しただけだと、ありきたりである。しゃぼん玉を擬人化し、「制空権」の表現で佳句となった。

営巣のあいさつの糞初つばめ

荒井良明

巣造りをさせて下さいませ、とポトリと糞をした。昔から入居の挨拶に、これだけは欠かせないね。「挨拶」の上品に「糞」の下品で裏切りの構成。

耳たぶを擽りたがる春の風

稲葉純子

春の風を擬人化した。「くすぐる」という行為を「くすぐりたがる」と軽い表現にして明るい句となった。「耳たぶ」との組み合わせも良いね。

句作りの人生七分梅三分

赤瀬川至安

三分咲きの梅を観ていて、句作り人生ちょうど七分じゃわいと気が付いた。言葉遊びが句として成立した時、予想もせぬ深みあるものとなる。


 今月の秀逸句  七七をつけてみました

 風神の袋をはたき春四番   田村米生
   ・・・袋の底の黄砂は要らんぞ
 
 おぬしらも一期一会か猫の恋 池田亮二
   ・・・道ならぬ恋を猫も爺も
 
 蒲公英を食べれば空を舞う気分 岡田廣江
   ・・・すでにあなたは仙人じやねえ
 
 啓蟄の音のもぞもぞしてをりぬ 梅岡菊子
   ・・・音をかたちの表現にして
 
 病室に新茶薫らせ老いふたり 本門明男
   ・・・仲良きことは宝と知りぬ
 
 バレンタイン媚薬少々振りかけて 金城正則
   ・・・義理本命の区別もせずに 
 
 耳寄りの話をみみに花筵 原田 曄
   ・・・酒の肴は人の悪口
 
 スマホにライン何が何やら亀の鳴く 田中早苗
   ・・・スマホラインで時間が無駄に
 
 ヤバイかも卒業式に泣く担任 土屋泰山
   ・・・ヤバイとはまたヤバイ表現
 
 亀鳴くやひとの俳句のねたましく 土屋虹魚
   ・・・悔しさ嫉妬が俳人育てる
 
 そよ風の按摩にほぐれ枝垂桜 花岡直樹
   ・・・枝垂桜は肩こりでしたか
 
 なぎ倒す技は一流春一番 横山洋子
   ・・・手当たり次第にしたい放題
 
 永き日の何も起こらぬ一日かな 稲沢進一
   ・・・平凡がよし静謐がよし


第六回滑稽俳句協会報年間大賞決定!
 
東京都 八塚一靑
 

「真夜中の突貫工事霜柱」

愛媛県 堀川明子
 

「鼻の穴ばかり見せられ黄水仙」

長野県 横山喜三郎
 

「入試絵馬ぶつかり合うて春疾風」


  
 

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