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第十一回 滑稽俳句大賞 募集要項 
◆応募方法/ 作品は、十句一組で審査します。何組でも応募可。
  メールか封書でご応募ください。
  作品十句、氏名(ふりがな)、〒、住所、電話番号、年齢を明記。
  封書の場合、A4サイズの紙を使用。横使い縦書き。
◆ 賞 / 大賞:五万円。次点:一万円。
*未発表の作品に限ります。
◆募集期間 / 平成30年11月1日~平成31年1月31日 消印有効
◆投句料/ 一組、二千円。 郵便振込 01600-3-130892 滑稽俳句協会
◆発  表 / 4月下旬、入賞者および会報、ホームページ
◆応募先 / 〒791-2103  愛媛県伊予郡砥部町高尾田1173-4   
  滑稽俳句協会 大賞募集係
  メールアドレス  kokkei@kokkeihaikukyoukai.net
  * 応募作品の著作権は主催者に帰属。
◆審査員/ 秋尾敏、池田澄子、上谷昌憲、河村正浩、小西昭夫、、
  小町圭、蟇目良雨、冨士眞奈美、八木健

今月の特選句

大夕焼け地球の裏側覗きにゆく

鈴木和枝

作者は夕焼けと同化している。夕焼けは、ただ沈んでいるんじゃない。向う側を覗きに行っているのだ。童心は年齢に関係なく、詩につながるもの。。

ニセモノの前歯こはごは林檎食ふ

堀川明子

林檎を齧って前歯がポキリなんてことになるやも。その心配を正直に書いたね。それでは選者も一句。「大胆に林檎齧って歯のポロリ」。

美しいけれどもしやの毒茸

吉川正紀子

毒茸は華麗で魅惑的。妖しい魅力は誰彼を騙すためと気付くにはそれなりの人生経験が必要。あくまで「毒茸」のことだが女性を重ねるのも可。

冬ざるるもの言う機械に囲まれて

百千草

日常生活に「もの言う機械」が登場して久しい。最初こそ違和感もあったが、いつしか慣れて便利ささえ感じる。しかし、その慣れこそが寒々しい。

特製の蓄音機のごと蚯蚓鳴く

久我正明

季語の「蚯蚓鳴く」は、実は蚯蚓ではなく「オケラ」の鳴き声だとか。作者は 「特性の蓄音機」の音と思った。知識や固定観念でなく感性で勝負。

さまざまなことは幻(まぼろし)色葉散る

井口夏子

俳句の素晴らしさは、わずか十七音で哲学を語れること。眼前の自然を見つめ、来し方を顧みて、我が人生を一句に総括できるのである。


 今月の秀逸句  七七をつけてみました

 毛糸編む暇を持ち寄る女かな   田中 勇
   ・・・暇を持ち寄るなんて巧いね
 
 しゃべる人マスクをしてもよく喋る 井野ひろみ
   ・・・飛び散る唾をさえぎるマスク
 
 袖口をコーティングする水つ洟 小林英昭
   ・・・叱り飛ばされ北風に泣く
 
 重すぎる大根買つて水買つて 山本 賜
   ・・・階段上る筋トレの日々
 
 家計簿の捨てるなと言ふ大根葉 壽命秀次
   ・・・蜜柑の皮は冬至風呂にも
 
 小春風ジャングルジムを抜け来たる 工藤泰子
   ・・・ひとつひとつが正方形か 
 
 酒焼の赤鼻走るクリスマス 荒井良明
   ・・・トナカイの橇とめて一杯
 
 安売りにも慣れつことなり年の暮 泉 宗鶴
   ・・・衝動買いの次は断捨離
 
 シロ走る我はつまづく冬の朝 赤瀬川至安
   ・・・犬に責任転嫁しちゃ駄目
 
 花八手カリフラワーになりきれず 日根野聖子
   ・・・パセリはいつか大樹になるも
 
 人日の核弄ぶ地球かな 西をさむ
   ・・・近づいてゐる地球の最期
 
 忘年会三日続けての体重計 石塚柚彩
   ・・・新年宴会四日続くぞ
 
 懇懇と諭す自分は咳こんこん 土屋泰山
   ・・・狐の親も諭すコンコン

第六回滑稽俳句協会報年間大賞決定!
 
東京都 八塚一靑
 

「真夜中の突貫工事霜柱」

愛媛県 堀川明子
 

「鼻の穴ばかり見せられ黄水仙」

長野県 横山喜三郎
 

「入試絵馬ぶつかり合うて春疾風」


  
 

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