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83回 八木健のCATV俳句

75回 川柳天国


   
 



第十ニ回 滑稽俳句大賞 募集要項 
◆応募方法/ 作品は、十句一組で審査します。何組でも応募可。
  メールか封書でご応募ください。
  作品十句、氏名(ふりがな)、〒、住所、電話番号、年齢を明記。
  封書の場合、A4サイズの紙を使用。横使い縦書き。
◆ 賞 / 大賞:五万円。次点:一万円。
*未発表の作品に限ります。
◆募集期間 / 令和元年11月1日~令和二年1月31日 消印有効
◆投句料/

一組、二千円。 ゆうちょ銀行 01600-3-130892 滑稽俳句協会
※現金や為替での送金は不可。

◆発  表 / 4月下旬、入賞者および会報、ホームページ
◆応募先 / 〒791-2103  愛媛県伊予郡砥部町高尾田1173-4   
  滑稽俳句協会 大賞募集係
  メールアドレス  kokkei@kokkeihaikukyoukai.net
  * 応募作品の著作権は主催者に帰属。
◆審査員/ 秋尾敏  浅井民子  上谷昌憲  河村正浩  菅野孝夫
  小西昭夫  小町圭  嶋田麻紀  蟇目良雨  八木健

今月の特選句

万緑が重くてならず帽子取る

椋本望生

これまで、万緑に重量を感じた俳人はいないね。感じたままを正直に書くと佳句になる。帽子を取るとして行動を具体的に書いたのもいい。

ぶら下がるパンに食いつき背丈伸ぶ

山下正純

「運動会」の季語が隠されており、季語隠しの句である。原因と結果になっていて経過的ではあるが、発想の面白さには脱帽である。

青梅はあれからずつと酒浸り

八塚一靑

これは擬人化の句。梅酒を梅の立場から詠んだ。「酒浸り」というマイナスイメージの言葉を使い、裏切り構成にしたことで成功した。

赤い腹見せ合い恋の井守かな

花岡直樹

井守の腹が赤い理由がやっと分かりました。恋の井守と断定したところがよろしい。腹を見せ合っているとした物語性もよい。

豪華客船目指す一匹の蟻となり

吉川正紀子

寄港した豪華客船を一目見ようと出かけたら、想像以上の巨大な船体に驚いた。瞬間、自分が急に小さく縮んで蟻になったような気分に。

腹ばかり灼けて背泳好きな我

高橋きのこ

「我」として自虐ネタとするより「彼」として揶揄する方が面白いかもしれぬ。拙句に「背泳ぎの臍(へそ)を見られてしまひけり」がある。


 今月の秀逸句  七七をつけてみました

 梅雨の雨二日目にして嫌はるる   本門明男
   ・・・人間どもの勝手な判断
 
 噴水の法則解る待ちぼうけ 堀川明子
   ・・・解つたとてもあの人は来ず
 
 蚯蚓ごと畑売るはなし埒もなや 吉原瑞雲
   ・・・蚯蚓のゐるは美田の証左
 
 のびてゆく黒い縫ひ目の蟻の列 森岡香代子
   ・・・縫ひ終へたとき縫ひ目なくなる
 
 十薬に浄化されたる狭庭かな 田中 勇
   ・・・ドクダミ植えて毒を消したか
 
 近隣の蛍拉致して保存会 横山喜三郎
   ・・・拉致に反対する会も出来 
 
 蝿に知恵蝿捕草にもつと知恵 藤森荘吉
   ・・・気づいた人はもつと知恵者だ
 
 冷酒に愚痴の一つを混ぜて飲む 村山好昭
   ・・・物足りなくて愚痴をまるごと
 
 藪蚊にも見むきはされぬ石頭 相原共良
   ・・・頭の中身は柔らかいのに
 
 場違ひのやうな気のせし夏座敷 土屋虹魚
   ・・・散らかつてゐる方が落ち着き
 
 種明かしまだこれからと青胡桃 工藤泰子
   ・・・殻の中にはご馳走がある
 
 糸蜻蛉風の切れ端より生れし 日根野聖子
   ・・・蜻蛉は風の色してゐたり
 
 飯饐える二合三勺持て余し 伊藤浩睦
   ・・・季語を見つけて有効利用


第六回滑稽俳句協会報年間大賞決定!
 
東京都 八塚一靑
 

「真夜中の突貫工事霜柱」

愛媛県 堀川明子
 

「鼻の穴ばかり見せられ黄水仙」

長野県 横山喜三郎
 

「入試絵馬ぶつかり合うて春疾風」


  
 

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