2017/12/8更新 | ご利用にあたって |
お問い合わせはこちら 会員専用ポスト


   




   
 

「滑稽俳句集」出版のお知らせ
滑稽俳句集

「俳壇」の滑稽句欄が一冊に! 
平成14年7月号から平成27年
3月号までの全3213句を収録。
初版 全308頁

定価3,000円(税・送料別)

*本の問合せ・注文先
えひめ工芸
〒791-2103 愛媛県伊予郡砥部町高尾田1173-4

電話090-8287-1390
FAX 089‐957‐1155

 「俳壇」で連載中の滑稽俳句欄、八木健選による「微苦笑俳壇」の13年間の全作品、3213句が一冊になりました。
「俳句」とは、「滑稽な句」を意味します。俳句の本質は滑稽です。
 明治34年に佐藤紅碌が編んだ滑稽俳句集以来、本格的な滑稽俳句集は、115年ぶりとなります。
  俳句に失われた滑稽を取り戻し、「平成の滑稽」として後世に引き継ぐ歴史的な句集です。

「八木健の川柳アート」第31回愛媛出版文化賞・奨励賞受賞
愛媛新聞の月刊誌「アクリート」で 
大人気の川柳欄の作品、約1000点が、
一冊の本になりました!

定価2500円(税・送料別)

*本の受注・発送
   090-5140-8826(滑稽俳句協会)
   090-8287-1390(えひめ工芸)
 愛媛新聞の月刊誌・「アクリート」で、2005年6月号から「川柳アート」の投稿欄
が始まりました。川柳に滑稽を取り戻すこと。アートをつけて分かりやすくすること。
時事川柳の普及を目指すこと。この三点を目論んでの連載でした。
 この度、第1回から第110回までの10年間に亘り連載された「八木健の川柳アー
ト」の作品およそ1000点をもとに、内容を加筆、追加して一冊の本をつくりました。
 建前に穴をあけて本音を引っ張り出すのが川柳。「穿ち」は川柳の命です。ところ
が、平成の現代、川柳には「穿ち」や質の高い「笑い」が少なくなっています。この
本に掲載されている、穿ちと笑いのある川柳アートとコメントをお楽しみください。

第十回 滑稽俳句大賞 募集要項 
◆応募方法/ 作品は、十句一組で審査します。何組でも応募可。
  メールか封書でご応募ください。
  作品十句、氏名(ふりがな)、〒、住所、電話番号、年齢を明記。
  封書の場合、A4サイズの紙を使用。横使い縦書き。
◆ 賞 / 大賞:五万円。次点:一万円。
*未発表の作品に限ります。
◆募集期間 / 平成29年11月1日~平成30年1月31日 消印有効
◆投句料/ 一組、二千円。 郵便振込 01600-3-130892 滑稽俳句協会
◆発  表 / 4月下旬、入賞者および会報、ホームページ
◆応募先 / 〒791-2103  愛媛県伊予郡砥部町高尾田1173-4   
  滑稽俳句協会 大賞募集係
  メールアドレス  kokkei@kokkeihaikukyoukai.net
  * 応募作品の著作権は主催者に帰属。
◆審査員/ 秋尾敏、池田澄子、上谷昌憲、河村正浩、小西昭夫、、
  小町圭、蟇目良雨、冨士眞奈美、八木健

第五回滑稽俳句協会報年間大賞決定!
 
愛知県 伊藤浩睦
 

「猛暑日や金魚の赤く茹で上がる」

神奈川県 下嶋四万歩
 

「ご祝儀を甘噛みしてる獅子頭」

神奈川県 青木輝子
 

「四月馬鹿なによりうまい親の脛」


  
 

  

 今月の八木健選 特選句

胸元をひろげ案山子の色仕掛け
小林英昭
これは、作者の願望でもあるね。稲雀を追い払うのが案山子の役目だが、こんな案山子がたくさんいてくれたら、男性がぞくぞくと集まる。
 
干柿の乳房ほどの柔らかさ
井口夏子
干柿は、揉むことで柔らかさと甘味が出る。通常は二度揉む。逆も真なりで、乳房の柔らかさは干し柿ほどとも言える。
 
顔ぶれにはしごの予感おでん酒
有冨洋二
飲む前に「はしご」を予感と言うが、それは予感と言うより期待だろう。おでん酒というよりも、はしご酒。「顔ぶれは今日もはしごの午前様」。
 
菊に訊く汝に訓読み何故無きや
伊藤浩睦
 「音読み」は中国的発音。日本語の意味を当てたのが「訓読み」。菊は花と文字が同時に日本に入ったので、そもそもの日本語読みの訓読みが無い。
 
白菜の尻を揃へて糶(せ)られをり
越前春生
束ねられた白菜は、いくつもの尻に見え、並べられた大根はラインダンスに見える。感じたままを正直に書く。ただ、こんな句ばかりでも困るがね。
 
あちら立てこちら立たずや年の暮
八洲忙閑
支払いをすべて済ませてこそ年越ができる。しかし、あちらに義理を果たせばこちらの義理を欠く。人情ではこちらだが義理はあちら。辛いねえ。




 今月の秀逸句  七七をつけてみました

 職務質問されるぞ案山子その格好  荒井良明
   ・・・つぎはぎの服無かつたもので
 
 生身魂免許いらない口車 青木輝子
   ・・・快活は良し暴走はダメ
 
 風邪引いて堂々家事の手抜きかな 稲葉純子
   ・・・風邪が治れば予後の休養
 
 われ思ふゆえにわれあり風邪薬 柳 紅生
   ・・・クシャミしたとき悟る哲学
 
 スマホとは無縁の暮らし文化の日 百千草
   ・・・ガラケイすらも使ひこなせず
 
 今日の月スマホ見る人見下ろして 井野ひろみ
   ・・・月は決して殴つたりせず
 
 通帳の痩せ衰へて九月尽 小川飩太
   ・・・十二月までダイエットだな
 
 大根のエリート漬けて沢庵に 八塚一靑
   ・・・立派すぎても義歯に嫌はれ
 
 人生はこんなものです捨案山子 南とんぼ
   ・・・リストラなんて昔からある
 
 雨月なれつこ七十年も生きをれば 赤瀬川至安
   ・・・雨より滅入るに妻の暴言
 
 川柳の先生ばかり囲炉裏端 泉 宗鶴
   ・・・猫が聴いてもにやんとも言はず
 
 靴箱にゲートル探す開戦日 氏家頼一
   ・・・戦争回顧展が近づき
 
 足裏の手相占ふ日向ぼこ 伊藤洋二
   ・・・正しく言へば足相だろう

ページの先頭へ