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91回 俳句遊遊

83回 川柳天国


   
 



第十ニ回 滑稽俳句大賞 募集要項 
◆応募方法/ 作品は、十句一組で審査します。何組でも応募可。
  メールか封書でご応募ください。
  作品十句、氏名(ふりがな)、〒、住所、電話番号、年齢を明記。
  封書の場合、A4サイズの紙を使用。横使い縦書き。
◆ 賞 / 大賞:五万円。次点:一万円。
*未発表の作品に限ります。
◆募集期間 / 令和元年11月1日~令和二年1月31日 消印有効
◆投句料/

一組、二千円。 ゆうちょ銀行 01600-3-130892 滑稽俳句協会
※現金や為替での送金は不可。

◆発  表 / 4月下旬、入賞者および会報、ホームページ
◆応募先 / 〒791-2103  愛媛県伊予郡砥部町高尾田1173-4   
  滑稽俳句協会 大賞募集係
  メールアドレス  kokkei@kokkeihaikukyoukai.net
  * 応募作品の著作権は主催者に帰属。
◆審査員/ 秋尾敏  浅井民子  上谷昌憲  河村正浩  菅野孝夫
  小西昭夫  小町圭  嶋田麻紀  蟇目良雨  八木健

今月の特選句

いと派手に声掛けてくる毒茸

竹下和宏

毒茸を擬人化。派手で、けばけばしい色と柄が人間を誘う。それを「派手に声掛けてくる」としたところがよろしいですね。

炎天下昔気質は水飲まず

伊藤浩睦

職人さんは自分に厳しい人が多いからね。医学的な観点など全く無視。今どきの若いもんはガブガブ水なんぞ飲みおって、精神がふやけとる。

踊子と一緒に踊るつけ睫毛

大林和代

つけまつ毛の存在感を詠んだね。この句では、つけまつ毛と踊り子を対等な扱いとしている。擬人化と誇張の技は大したもんだ。

今日も又月の引力月見酒

髙田敏男

月の引力ならば致し方ない。酒好きにありがちな責任転嫁の癖が出たね。花見酒なら花に、雪見酒なら雪に責任があることになる。

夕立中右往左往走る走る

相原共良

突然の雨に慌てふためくということはよくあること。その慌てぶりが「右往左往」「走る走る」で上手く表現され、動きのある句となった。

針のごと顔に降る降る花火降る

久我正明

夜の花火、揚げ花火の直下にいた。そこで感じたことを直感的に表現した。「針のごと」の表現には、花火の線と作者の恐怖が表現されている。


 今月の秀逸句  七七をつけてみました

 ニュートンがこつそりゆする林檎の木   小林英昭
   ・・・引力だとて裏があるもの
 
 濡れ場ゆえ水を欠かせぬ菊人形 田村米生
   ・・・濡らしすぎても顰蹙(ひんしゅく)を買う
 
 思はざる植毛千本敬老日 飛田正勝
   ・・・来年何本もらふのだらう
 
 耳鳴りのごと窓下にちちろ鳴く 佐野萬里子
   ・・・美声のつもりがご迷惑とは
 
 心ならずも上から目線墓洗ふ 稲葉純子
   ・・・ご先祖様を見下しちゃダメ
 
 覗かれて覗き返してゐる金魚 白井道義
   ・・・金魚もきつともの好きなんだ 
 
 法師蝉鳴けば宿題気になりて 田中早苗
   ・・・蝉は好意で知らせてくれたか
 
 帰省子はスマホ星人ばかりなり 和田のり子
   ・・・親もスマホを手にして迎へ
 
 酷暑かな犬も走らぬドッグラン 高橋きのこ
   ・・・犬もまたとは人間もまた
 
 そば好きの和尚そば打つそばの里 吉原瑞雲
   ・・・門前の僧習はぬそばを打つ
 
 膝癒えてついに決起の秋きたる 下嶋四万歩
   ・・・決起は血気また傷むかも
 
 ナイターはたまに日本語宇宙間 赤瀬川至安
   ・・・右中間をば宇宙間とは
 
 象の鼻色なき風を掻き回す 井口夏子
   ・・・退屈の象鼻もてあまし


第六回滑稽俳句協会報年間大賞決定!
 
東京都 八塚一靑
 

「真夜中の突貫工事霜柱」

愛媛県 堀川明子
 

「鼻の穴ばかり見せられ黄水仙」

長野県 横山喜三郎
 

「入試絵馬ぶつかり合うて春疾風」


  
 

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