十句を一組とし、一組を一作品として、十句すべての出来栄で評価、審査を行いました。応募者総数九十八名、百五組すべての作品を、無記名で各審査員にお渡しし、ご審査いただきました。一位から五位までを選出いただき、一位は五点、二位は四点、三位は三点、二位は二点、五位は一点として、集計しました。
その結果、以下の各氏が受賞されました。最高得点の十二点で大賞を獲得したのは、小林英昭でした。小林は、第五回滑稽俳句大賞も受賞しており、今回、二回目の大賞受賞となりました。次点は、十点の吉浦百合子、六点の稲葉純子と武藤洋一です。入選は、五点の神谷章夫、城山憲三、田久保ゆかり、松井まさし、でした。
四点…中尾公彦、久松久子、日根野聖子、三宅あき子、村上ヤチ代、八塚一、山本賜
三点…久我正明、飛田正勝、浜岡紀子、南とんぼ
二点…加川すすむ、田敏男、床井和夫、柳紅生
一点…佐藤あずさ、多田檀、藤堂夏生